2008,02,28, Thursday
バッハッハッハッハッハッハッ
同僚の小学生のお嬢さんがピアノを習っていて、今バッハのインベンションに取り組んでいるそうだ。誰でもこのバッハには最初は悪戦苦闘する。このお嬢さんもそうなのか。次のようにつぶやいたそうである。
「バッハって上手に曲作ってるわね」 深い! |
2008,02,26, Tuesday
出席
昨年学長から、携帯電話による出欠調べを実施するとの提案があった。
目的は3つ。1 出席率の向上 2 遅刻の減少 3 主席を取る手間の省略 ばかげてる。さすがに、反対意見が多かったが、理工学部で10月から半年間試行することになった。試行によって、何の効果もないということがわかった。計画はあえなく消えた。それでも学長は「残念だ!」と。 理想を言えば、出席など取らないのが一番良い(昔は出席を取る先生は少なかった)。純粋に試験の成績だけで単位をだせばよい。出席しなくてもわかるような試験問題を出さなければよい。しかし、そうするためには教員のほうも相当な覚悟がいる。毎回の授業を相当きちんとしていく必要がある。成績が甘くなっても厳しくなっても批判の対象になる。教員にとっては、出席をとりそれを成績に反映させるほうがはるかに楽である。 学生もそう思っているらしい。「出席をきびしく取る。出席はしなくてもよいが試験をきびしくする。どちらがよいか?」とたずねると圧倒的多数が「出席をきびしく取る」を選ぶ。 |
2008,02,24, Sunday
大荒れ
昨日は、日本音楽教育学会の秋田大学で行われた東北地区例会に出席した。3つの立派な修士論文発表と年配の先生のお話を聞いた。
(秋田の町で見かける女性は、みんなとてもきれいだ。なぜか、男性もイケメンが多いような気がする)。 秋田−弘前間は特急列車で2時間。意外に近い。行きはスムーズに行けたのだが、帰りは天候が大荒れだった。19時30分のいなほ7号に乗るつもりだったが、天候不良(強風)で運休。代行バスで弘前まで4時間かけて戻ってきた。最近は旅行に出るとトラブルが起きる(岐阜大学の日本音楽教育学会の全国大会の時は、名古屋からの帰りの便が大雨のために青森ではなく仙台に着陸した)。何かの前兆でなければいいのだが(もともと「前兆」など信じていないのだが、ちょっと気になる。しばらくは飛行機などには乗らないことにしよう)。 |
2008,02,22, Friday
IT
仕事をしていて、「△△については、確か○○氏が××という論文のなかで、述べていたなあ」と思うことがある。しかし、いざその○○氏の論文を取りだそうとすると出てこない。抜き刷りかコピーが必ずあるはずなのだが・・・・。で、それを探すために膨大な時間を取られてしまう。
と、結局情報整理がまったくできていないから、いくら知っていても何の役に立たないのである。まあ、それでも人の論文が出てこないだけなら良いのだが、最近は自分で書いたものも出てこなくなった。 若い頃は、これでも一度頭の中にしまいこむと、いつでも取り出すことが出来たのだが・・・。 ITよりも、生活スタイルをきちんとかえる必要がありそうだ。 |
2008,02,21, Thursday
理科離れ
今回の教育課程の改訂で、一番喜んでいるのは理科関係者のようだ。
時間数が大幅に増加したからだ。 これまで、ずっと進んできた「理科ばなれ」にブレーキをかけられると思っているらしい。 しかし、本当にそう考えているとしたら、かなりおめでたい。 授業時間数と教科の好き嫌いは直接的な因果関係はない。授業時間数が増えたからと言って理科嫌いが減るわけではないだろう。 むしろ、理科離れが進んでいる(理科嫌いは増えている)のに理科の時間が増えたら、今度は理科離れどころか学校離れ(学校嫌い)が加速するのではないだろうか。理科離れが学校離れにつながったら、どうするのだろう。 そしてこれは相当、現実性のある話だと私は思っているのだ。 理科教育の関係者の皆さん。もう、「時間数が足りない」という言い訳はできませんからね。 |
2008,02,20, Wednesday
回復
パソコンの中の一週間分の仕事はパーになったが、とにかく1日必死で仕事をしてなんとか回復した。もちろんパソコンが回復したのではなく、頭の中にあったものをなんとか思い出しながら、回復したということだ。私もまだやればできる。
ただ、なかなかやりはじめないからいけない。 |
2008,02,19, Tuesday
テクスチュア
新しい中学校学習指導要領の案で「テクスチュア」(Texture)と言う言葉が使われている。
無理に訳せば、「織地」ということになる。いろいろな色、太さの、形(?)の糸を織り込んでいってきる織物の模様である。 テクスチュアは和声音楽にも多声音楽に対応できる。もちろん日本音楽にも対応できるのだが、もうちょっと良い日本語はないだろうか。小学校では「音の重なり」である。 ただTextureには「きめ」と意味もある。同僚のI氏は「肌理」と言うことばをよく使っている。少しニュアンスが違うか。 もう少し慎重な議論が必要かも知れない。 |
2008,02,18, Monday
私はバカ
土曜日は東京で重要な会議。そのあと打ち上げがおわって、午後11時近くになってホテルへ。
ところが予約していたはずのホテルに行ったら、「予約されていません」。 どうも、違うホテルに予約していたようだ。しかし、どこに予約したのか思い出せない(手帳には書いてあったが、酔っぱらっていたので手帳を見ることを思いつかない)。 仕方がないので・・・・後は言えない! パソコンのデータも戻らない。 この一週間の間にした仕事がパーになった。富士通のノートパソコンはもう使わない! 全然関係ないのだが、さだまさし(と言うよりグレープ)の「追伸」と言う歌が頭の中で鳴り響いている。 |
2008,02,16, Saturday
学習指導要領
昨日は、悩み事があって珍しく落ち込んでいたが、夜に突然いいことがあって元気になった。ところが、朝またがっかりすることがおきた。旅に持ってきたノートパソコンが凍っていて、立ち上がらなくなった。スイッチを入れても電源は入るが、うんともすんともいわない。旅行中に書いたものがだめになる可能性がある。
しかしなんとかなるだろうと、気を取り直して・・・ネットカフェで作業をしたついでに、これを書いている。 昨日、学習指導要領の改訂案が発表された(まだ案の段階である)。 文部科学省のHPに出ている 音楽科にもいくつか変更点がある。 1 中学校の目標に「音楽文化に親しむ」が追加された。 2 「創作」が小学校では「音楽づくり」になった。 3 小学校も中学校も、各活動分野ごとに指導事項が示された(小、中が統一されている)。 4 表現と鑑賞の活動を共通に支える「共通事項」が追加された。 5 伝統音楽がさらに重視されることになった(小学校の鑑賞教材、中学校の伝統的な歌唱など) これは、中央教育審議会答申にも書かれてあったのである程度予想できた。 しかし、次の二点についてはちょっぴり驚いた。 1 中学校共通歌唱教材の復活 以前の共通教材のうちから7曲を示し、このうちから各学年で1曲以上扱う。まあ、教科書には現在でも掲載されているので実際的な変化があるどうか。 2 共通事項に「間(ま)」「序破急」 この概念を中学生に理解させるのはかなり難しい。感じさせるのはもっと難しいかも知れない。どのような授業をづくりをすればよいのか。想像がつかない。 そして私がこだわっている唱法は 「相対的な音程感覚を育てるために,適宜,移動ド唱法を用いること」になった。 「原則」から「適宜」への後退と見るべきか。「相対的な音程感覚を育てるために」とすることで意義を明確にしたと見るべきか。 まだまだある。いいたいこともある。1ヶ月間意見を意見を公募(パブリック・コメントというそうだ)するそうである。出してみるか。 |
2008,02,15, Friday
鳩山流
民族音楽? あんな洗練されていないものは音楽じゃなあいよ!
演歌? あんな下品な歌も音楽じゃないね! ジャズ? あれも違うね! ロック? あんなうるさいものは音楽とは言わないよ! 不愉快な思いをした人がいたらごめんなさい。音楽と言うのはモーツアルトやベートーベンの音楽のことだけを言うのかと思っていました。音楽の定義はあいまいなので、これからは音楽と言う言葉は使わないことにします。 |