2006,10,27, Friday
履修漏れ(その2) 大学への影響
このブログの3つ下の「履修漏れ」に関する文は、今朝、また朝刊を見ていない段階で書いたのだが、朝刊(読売新聞)を見たら案の定35都道県240校に広がっていた。こうなったら、どこの学校も隠し通すことはできないから、まだまだ増え続けるだろう。こんなことは日常化しているのかも知れない。
これを過去にさかのぼって調査したら、大変なことになる。おそらくきちんと単位を履修しないまま卒業した人が何十万という単位ででてくるだろう。 今回のことは、大学にとっても深刻な問題である。 最近は、国立大学も含めて、どの大学も推薦入学の枠を増やしてきた。この推薦入学は、基本的には高等学校が作成した推薦書や調査書の表記を大学が信頼することを前提に成り立っている。もし、この調査書が信頼できないものであるとすれば(あったとすれば)、大学はこれまでのやり方を全面的に見直さなければならなくなる。 こういうときにきちんと手が打てるのは文部科学省しかない。 |
コメント
コメントはありません。
| | URL | | | |
コメントする
|