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履修漏れ
全国の高校で卒業に必要な必修科目を履修させていなかったことが、問題になっている。
朝日新聞(東京版)26日付け夕刊によると新たに15高の履修不足があきらかになり、昨日正午までに15道県31校にのぼるという。
残念だが、新たに履修不足が明らかになった学校の中に、私が卒業した福岡の鞍手高校が含まれていた。しかも2〜3年前から続いていたという(すでに卒業した生徒はどうなるのだろう)。
この調子なら、これからまだまだそんな学校は次々にでてきそうだ。さらには、形式的には卒業要件は満たしているが、科目名と実際の授業の中身が異なるものを含めると、実質的な履修不足はさらに広がっていると見る。
こんなバカなことがなぜおこるのだろう。
全国に広がっていることを見ると、担当者の手違いとは言えないだろう。高校の中に「少しくらいはいいだろう」という甘い雰囲気があったのではないだろうか。
高校の履修単位数は、学校教育法施行規則(文科省令)で定められているから、こんなことはあり得ないはずのことである。現実を前にして「あり得ない!」と言う若者がいるが、あり得ないことが起こってしまったのだ。このところの自由化のムードの中で、たががゆるんだのか。それとも以前からこういうことが行われていて、ここにきて発覚したのか。
いずれにしても、国で決めた基準が軽んじられることになれば、現在の学校制度全般が崩壊する。この問題については教育再生会議で対応を協議していくことになったそうだが、まず省令に対して直接責任のある文科省が指導力を発揮して対処すべきである。そうしなければ、文科省の存在価値すらうすれてしまう・・・・といつのまにか、文科省を応援している私。

| 教育 | 05:21 AM | comments (0) |
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