2008,10,06, Monday
飛行機と力士
このところ、月に2回ほどは上京するのだが、飛行機にするかJRにするかはその時の気分で決める。
飛行機だと1時間15分。しかし空港まで1時間。ゆとりを見て1時間。羽田から目的地まで1時間として、だいたい4時間少しは見ておかなければならないが、少しトラブルがあったりすると到着が大幅におくれる。 JRで行けば、弘前から東京まで特急「つがる」と「はやて」で4時間30分〜5時間。ほぼ確実に目的地に行ける。 先日の上京は飛行機にした。ところが青森からの出発が2時間おくれた。なんでも整備の必要が生じたということだった。まあ、整備不良のまま飛ばれてはかなわないから、ゆっくりやってくれと思わざるをえない。 その飛行機に大相撲の力士が乗っていた(名前は知らない)。「ああ、いやだなあ」と思った。もちろん何の根拠もない。飛行機に力士が乗ると飛行機が重くなって落ちやすくなるという、非科学的な印象にもとづく。その機は客はガラガラだったのでいつもより軽いはずだ。すると今度は、一方に傾くんじゃないかなどと心配をしてしまう。 考えれば、力士は集団でハワイとかモンゴルに巡業しているわけだから、そんな心配は何もする必要はない。しかしいくらわかっていても、一度ついてしまった印象はなかなかはなれない。世にあるさまざまな「偏見」というのも案外こんなものなのかも知れない。 「偏見」の根拠は、無知と非科学的妄想・・・と少し反省した次第。 |