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光市母子殺人事件
1999年に山口県光市で起きた母子殺人事件の差し戻し審が、昨日広島高裁で始まった。弁護側は、今までとは異なった新しい主張をしてきた。この事件は「殺人」ではなく「傷害致死」と言う。さらには、殺人後に姦淫したのは死者を生き返らせるための魔術だと言う驚くべき(恥ずかしい)主張をしてきた。

この裁判の争点は、この「殺人」に対する量刑として、死刑と無期懲役のどちらが妥当かと言うことではなかったのか。素人考えだが、このような争点そらしの戦術には勝ち目がない。私が弁護側の人間としても、「何とばかなことを」と思っただろう。

残された遺族の本村洋さんを関心を持って見ている。事件が起きた当時に比べると、少し柔らかい顔つきになってきたが、それでもその発言にブレはない。一貫して理路整然とした法律論を展開している。本村洋さんの過去の発言は、インターネットを検索すれば知ることができるので繰り返さない。今回の公判が始まる前日の記者会見では次のような趣旨の発言をしていた。

自分の主張のために、今までなら無期懲役の判決ですんでいた人が死刑の判決を受けなくてはならなくなるかもしれない。もしそうなるとすれば、それが自分の意図するところではないが、その人たちの命も背負って生きていくつもりだ。

私から見れば、自分の子どものような年齢の人である。また無理矢理こじつければ後輩にあたるらしい。しかし、この人にはむしろ尊敬の念を覚える。

| 社会 | 07:34 AM | comments (1) |
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