2007,05,03, Thursday
何をいまさら!
野球部員の特待生制度を実施してことを申告した学校は全国約4800校中334校になったと高校野球連盟が発表した。このニュースを聞いて驚いた人はほとんどいないだろう。特待生制度など、当然のことと思っていたのではないか。
むしろ、高野連が今頃になってこんなことを調査し問題にしていることに驚く。高野連幹部が野球名門校に特待生制度があったことを知らなかった訳がない。もし、ほんとに特待生制度を否定するのであれば、今まで見て見ぬふりをしてきた歴代の高校野球連盟幹部に一番責任がある。 高野連が今の姿勢を本気で貫くとどうなるのか。昨年のハンカチ王子の活躍も、マー君の活躍も、さかのぼっては松坂投手の活躍もすべて取り消さなければならない。つまり、高校野球の歴史を否定しなければならなくなるのだ。そのことが、どうも分かっていないようだ。 失礼、ハンカチ王子は大丈夫なようだ まあ、高野連はそこまではできないだろう。どのへんを落としどころにするのか。ちょっと見物である。 |