2007,03,05, Monday
John Rutter
ジョン・ラター
あなたはこの名前を知っているだろうか。 知っている人は、おそらく学生時代の大半の時間を合唱部の部室などで過ごしたであろう合唱オタクである。 昨日、東京時代にお世話になった合唱団の練習を見学しに行ったら、ジョン・ラターのレクイエムを練習していた。もちろん学生時代の大半を合唱部の部室で過ごした元合唱オタクのおじさん、おばさん(若い人もポツポツ)の集まる合唱団である。合唱オタクのやる曲だからとてもとてもオタクな曲かと思ったら、どうしてどうして、とても熱い熱い曲なのである。例えば、1曲目の途中から"Kyrie"のテーマは次の旋律である。見方は こちらを参照。 d=G (3/4) f.m:d :-.S/F.d:d :- / なんと魅力的な旋律か?上のファからドを経て下のソに至る、この7度の枠で旋律が動いていく。この曲全体のテーマの特徴である。 "Sanctus"の中の"Benedictus"の歌詞は旋律は次のとおりである。 d=Ab (3/4) d :S.d:f /f :-.m:3(f.m.d)/s :d.s:s /-s.s:- :- / 3(f.m.d)は3連符 これも7度の枠である。 いいなあ。 |