2007,01,15, Monday
世界一受けたくない授業
ブログランキング、かなり落ちてきて、ついにベスト50外に。
日本テレビ系の人気番組。たまに見るのだが、一昨日(13日)の放送の二人の「授業」はひどかった。 まず、数学の秋山仁氏。 和音のドミソは、ドとミの間が半音4個分、ミとソの間が半音3個分、ソとその上のドが半音5個分。だから、3:4:5で直角三角形ができる。直角三角形だときれいな和音ができる。シレソもドファラも同じ。 インチキだ。鍵盤で説明しているから「平均律」で説明しているのだが、秋山氏は音楽については素人だからこの点は責めない。しかし、ド−ミ−ソ−ドと上のドに行くわけだから、半音12個分で1周することを前提にしているはずだ。もしそうだとすると図形は下のように書かなければならない。 これをどう見ると、直角三角形と言うのか。さらには、3:4:5になっていることと、和音が響くことは、何の関係もない。視聴者をばかにしてはいけない。 もう一つは、武田鉄矢氏(タレントだが、講師として出演しているので、氏をつける) 「昔話に秘められた驚きのミステリー」。どの話もひどいこじつけだったが、「桃太郎」はひどかった。次のようなはなしだ。 「桃太郎」には父親と母親がいない。だから、普通の子どもではない。だから、子どもの時にはいじめられたに違いない。こういう特別な子どもだったからこそ、将来立派な人間になった。 何がひどいか説明する必要もないだろう。 その他、青島広志氏の音楽の授業も、決して自分の子どもや孫に受けさせたい授業ではなかった。 |